青春のとう (薹)
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エヴァーグレイス EVERGRACE [PS2] レビュー、感想。
-2012/05/16 19:00

EVERGRACE(エヴァーグレイス)EVERGRACE(エヴァーグレイス)
(2000/04/27)
PlayStation2

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<概要>
ジャンル:コーディネートRPG

呪いの烙印「クレスト」を持つ少年ユテラルドは、ある事件がきっかけで自分の両親と姉のように慕っていた女性シャルアミを失ってしまう。
しかしシャルアミは死んでおらず、彼女が目を覚ますとそこは「リューベーン」と呼ばれる失われたはずの帝国であった。
そして事件から時が経ち、一流の剣士へと成長したユテラルドもまた時を越えて「リューベーン」を訪れることとなる。
消滅帝国「リューベーン」を舞台に、2人はそれぞれの思いを胸に冒険へと出る。

<キャスト>
ユテラルド : 佐田明シャルアミ : 夏樹リオフォーリム :本村真生

個人的点数 38点

楽しさ smile-8ストーリー アップロードファイルやりこみ要素  ふたば衝撃度  kao04kao04kao04操作性 難易度 酔う 

確か、PS2が出た頃でPS2を生かしたRPGがしたい〜ってな時期に購入した品だったと思います。
PS2本体発売日に遊ぶソフトがなくて、ソフトを求めてゲーム屋さんで悩んだ末に買った、ETERNAL RINGをやたらと思い出させるソフトです。
エターナルリングは、確か昼と夜などの時間軸が存在し、夜になると足元も覚束なくなり(見えないから)、うっかり橋?から足を滑らせゴボゴボゴボ…→水死。などの素敵システムが存在します。
ちなみに管理人は軽いトラウマになってます。遊んでから10数年経ってるにも関わらずゴボゴボ…シーンが今でも鮮明に思い出せるくらいに…。
このゴボゴボシステム、この作品にも生かされてます。
そのエターナルリングと同じフロム・ソフトウェア作品、発売時期も半年後...。そりゃ似てるよね。
そんな素敵システムを忘れて崖際を歩いていて転落→死亡。
後ろから敵に吹き飛ばし攻撃され、そのまま崖の下転落→死亡…などなど。
そこがいいのかもしれないけれど、軽いトラウマにまた陥りそう…(笑)

グラフィックは、正直PS2ソフトではしょぼい。PS並。←PS2ソフト初期に最初に出たので仕方ない事だと思いますが...。
登場する人物殆どが、エコーナイトに出てくるような怖さ(笑)を持ってます。
ある意味ホラー(笑)

フィールド画面の操作は回りは見難く、敵が何処に表れたのかかなりわかりにくいです。
敵出現の際に音が出るのでそれを聞いたら、操作しにくいカメラで自分の回りを確認し、対象を正面にとらえて攻撃…弓などの場合は正面にとらえないとあらぬ方向に矢が飛んでいきます…。
当然敵ロック機能もありません。
自分の残りHPが力の溜めマックスになるのですが、走るという行動にもこの溜めが使われるので、走っていて敵に襲われたりなんかすると、HPの溜めが回復するまで待たないと攻撃が効きません。
ちなみに自分も動きは鈍いですが、敵も動きが鈍いです。
っていうかこれで早かったら瞬殺されてますよね…。

基礎能力を上げるアイテムもあるのですが基本的にレベルアップがなく、装備を拾ったり、買ったり、鍛えたり、修理したりしてHP、腕力などを上げて行きます。
装備=力なゲームです。
また装備するものも鍋やかぼちゃなど変なアイテムもちらほら…。
昔のものには珍しく、装備した姿が変ります。
かぼちゃをかぶると、パンプキン頭に…。
言わなくても分かりますがこのおかしなビジュアル変化がこのソフトの一番の売りです。
確か、最初のプレイ時は女の子キャラにバニー頭(色ピンク?)を装備させてラスボス前だったのを記憶してます…。
何故記憶?ラスボス前と書いたのかといえば、本体の初期不良には耐えたのですが、メモリーカード不良の方に遅れて当たったようで、ある日(1〜2年後)にPS2本体に付いていたメモリーカードのデータが全てなくなりました…。
ちなみに↑自分の後にwebからPS2を購入してあげた兄のPS2も同じ目にあったそうです(哀)
ってことで、「ボス前データ喪失」=失意になり、それから遊ぶ気すらおきず置いておりました。
心の傷(笑)も癒えたであろう今頃再プレイしたというわけです…。

シナリオですが、シナリオと呼べるものが殆どありません(笑)
強引に色々進んでいきます。
また謎を解かないと先に進めないのですが、そのヒントがゲーム上殆どない。
なんて不親切...。
公式HPにはその対策か、とっても丁寧なヒント集があります。


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